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印刷の品質はここで決まる!ビケングラフィックのチェック体制①

印刷の品質はここで決まる!ビケングラフィックのチェック体制①

デザインソフトの進化により様々な機能が追加され、複雑なデザインでも簡単な操作で表現出来るようになった一方で、作成者によってデータの作りも千差万別でデータが複雑化してきています。また制作過程で修正を繰り返すうちにデータ作成者自身でも予期せぬエラーが起きていることもあります。
ビケングラフィックでは長年のノウハウの蓄積と日々バージョンアップされる機能の情報収集により、どのようなデータでも安心安全なデータでご納品できるようデータチェックを行っています。

ビケングラフィックの作業環境

同じデータを同じソフトで開いても、ソフトのバージョンが異なるとデザインが変わってしまうことがあるので、作成された環境と同じ状態でデータチェックを行う必要があります。
そのため、どのような入稿データにも対応できるように様々なソフト・バージョンを用意しています。
また、リリースされたばかりのバージョンではソフトの不具合が発生することもあるため、常に最新の情報を収集しデータの不具合に対応できるようにしています。

基本的なチェック体制

入稿されたデータに不備がないか・印刷に適しているデータかをチェックします。

【チェック例】
ドキュメント設定・不要なオブジェクト・指定の色数・画像解像度・画像モード・オーバープリント・透明効果・色濃度・プリフライトチェック など
※ビケングラフィックでは基本的にはネイティブデータで印刷に適したデータを作成し、ネイティブデータ・OutlinePDF-AdvanceもしくはPDF-X4でご納品していますが、色モードやブラックオーバープリントなどをRIP変換でご希望の場合はご希望に合わせたデータチェック・データ納品をさせていただきますのでご相談ください。

チェックシートと事例集によるミス防止対策

・チェックシート
長年のノウハウを元に独自のチェックシートを作成・運用し、データの不具合の発見やケアレスミスの発生を防止しています。チェックシートはチェック項目毎に細分化されているため、細かい不具合も見逃しません。
・事例集
過去に起きた不具合やヒヤリハットなどの事例は対策案と共に社内データベースに蓄積され、同じ事案が起こらないように社内全体で共有しています。

最後にひとこと

ミスのない印刷物は、丁寧なデータチェックから。
私たちは「見えない工程」こそ品質の要だと考えています。
安心してお任せいただけるよう、これからもデータチェックの精度向上に努めてまいります。

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